ひがしおうみ社協だより 第49号2013.5.15発行 1ページ つくる・つながる・支え合う 障がい者デイサービスでは、障がいのある方がさまざまな活動を行っています。詳しくは5ページへ 写真(障がい者デイサービスでの活動の様子)  パソコン、手芸、さをり織り、交流会 社会福祉法人東近江市社会福祉協議会 ホームページ http://www.higashiomi-shakyo.or.jp 本所〒527-0016 東近江市今崎町21番地1(東近江市福祉センターハートピア) 総務課・在宅福祉課TEL 0748-20-0502/FAX 0748-20-0543/IP 0505-802-9070 地域福祉課TEL 0748-20-0555/FAX 0748-20-0535/IP 0505-801-1125 八日市支所〒527-0016 東近江市今崎町21番地1(東近江市福祉センターハートピア) TEL 0748-24-2940/FAX 0748-24-1313/IP 0505-802-2988 永源寺支所〒527-0212 東近江市永源寺高野町437番地(ゆうあいの家) TEL 0748-27-2066/FAX 0748-27-2067/IP 0505-801-1154 五個荘福祉センター〒529-1422 東近江市五個荘小幡町318(五個荘コミュニティセンター内) TEL 0748-48-4750/FAX 0748-48-5734/IP 0505-801-1168 愛東支所〒527-0162 東近江市妹町29番地(市役所愛東支所内) TEL 0749-46-2044/FAX 0749-46-8066/IP 0505-802-2990 湖東福祉センター〒527-0113 東近江市池庄町495番地(湖東コミュニティセンター内) TEL 0749-45-2666/FAX 0749-45-2667/IP 0505-802-2974 能登川支所〒521-1223 東近江市猪子町124番地(能登川保健センター内) TEL 0748-42-8703/FAX 0748-42-8711/IP 0505-802-2989 蒲生支所〒529-1531 東近江市市子川原町676番地(せせらぎ) TEL 0748-55-4895/FAX 0748-55-4570/IP 0505-802-2528 この広報は、一部赤い羽根共同募金の助成を受けて発行しています。   2-3ページ 要援護者を地域で支えるA 「住民支えあい講演会」より 私たちのまちで災害が起きた時、支援を必要とする人を地域で支えることができるでしょうか。 前号に引き続き、去る12月8日に開催した『住民支えあい講演会』を通して考えます。 今回は、東近江市から東日本大震災の被災地で支援活動をされた方々のお話をお伝えします。 仲谷 正敏(なかたにまさとし)さん 災害ボランティア活動経験者  「助けて」と言わない!?言えない!? 宮城県亘理町で災害ボランティア活動をしました。現地では、どんなにひどい被災状況であっても、人の助けを遠慮される方がおられます。その方の話に耳を傾けると、「みんなひどい状況なのに自分だけ人の助けを借りるわけにはいかない」という気持ちを持っておられました。また、「自分で何とかしないといけない」と思い、「助けて」と声をあげることすらされない方もおられることがわかりました。 ボランティア活動を通して、人の心に寄り添って活動する大切さ、普段から「助けて」と言える地域をつくっておく必要性を痛切に感じました。 島川 浩(しまかわひろし)さん 生活協同組合コープしが  気持ちに寄り添う 生活協同組合のネットワークを活かし、宮城県で組合員への支援活動をしました。滋賀県からは、毛布・ブルーシートといった備品や食料品、軽油などの救援物資を搬入しました。現地では、組合員の安否確認や共済金・見舞金の手続きなどを行いました。また、取引先の方々と一緒に宮城県南三陸町へ行き、がれきの撤去や土のう作りなどのボランティア活動も行いました。 出会った方に、被災時の状況、今の気持ち、家族のことなど多くの話を聴きました。その人の気持ちに寄り添う支援をすることができて、初めて人を支えるということができると思います。 宮崎 建志(みやざきたてし)さん 障害者支援施設あかね  支えたのは地域のつながり きょうされん(共同作業所全国連絡会)を通じ、JDF(日本障害フォーラム)宮城、岩手で障がいのある方の生活支援や調査活動等をしました。 災害時には、障がいのある方の情報が入りにくく、東日本大震災では死亡率が全住民の2倍近くありました。 震災が起こる前は、家族や地域に支えられていましたが、震災後はみんなが被災したため、支える人がいなくなりました。 外部からの支援者には、障がいのある方がどこに避難されているのか、今どのような生活をしているのか分かりません。それを教えていただいたのは、普段からつながりのあった地域の方々でした。 災害時に障がいのある方を支援するには、被災した障がいのある方と支援者をつなぐしくみと、普段からその方の生活を知っている地元の人が欠かせません。また、行政からの情報提供が必要だと感じました。 谷口 郁美(たにぐちいくみ)さん 滋賀県社会福祉協議会 地域福祉課長 宮城県災害ボランティアセンターで復旧復興支援に従事した経験からも、災害時には、普段からの“顔の見える関係”がとても重要だと感じています。 それには、@住民がお互い「助けてと言える関係」をつくっておくこと、A医療福祉専門職が「各々の役割を共有」しておくこと、B災害時に支援が必要な方との関係を「暮らしの中で築いておく」ことが必要です。 これらのことが普段からできていれば、いざという時に支え合い助け合える心強いしくみとなるのです。 ― はじめませんか 今日からできること ― 日頃から、家族や隣近所(地域)で、次のようなことについて話し合い、確認しましょう。 ●自宅や地域で、転倒や落下のおそれがある 物の確認・点検 ●避難場所、避難経路の確認 ●離ればなれになった時の連絡方法の確認 写真2枚:講演会の様子 東近江市共同募金委員会 東日本大震災義援金報告 12,183,707円(平成25年1月31日現在)  この義援金は、中央共同募金会を通じて、被災された方々へ生活再建のために届けられています。義援金の受付は、3月31日までを予定しています。 4ページ サロンのススメ サロンってなあに? 地域の身近な場所で高齢者が気軽に集まり、地域の人と人がつながれる場です。 集会所で、誰かの家で、歩いて集まれる場所ならどこでもできます。 お茶を飲んで、おしゃべりしたり、体操したり、自分たちがしたいことを、楽しんでしましょう。 こんないいことがあります! ●人と出会って話せる ●地域のつながりづくり ●参加者同士の見守り・声かけ・支え合いのきっかけ ●介護・認知症の予防 ●孤立・閉じこもりの予防 ●情報交換ができる ●悩みごとを相談し合える ●困りごとが発見できる 気軽に楽しく集まりましょう!! 「何か催しをしないといけないの?「食事も用意するの?」 催しも食事も、時にはOK…でも、みんなが楽しく集まれる場があれば、何もしなくていいのです。「ここに来ればみんなに会える」それがサロンです。 無理なく楽しく続けることが大切です。会場の準備やお茶の用意など、“できる人ができることをする”ことが長続きのコツです。 また、高齢者サロンだけではなく、子育てサロンや世代間交流、介護者サロンなどいろいろなサロンがあります。 写真(サロンの様子) サロンの運営や立ち上げに関することなど、お気軽に社協 地域福祉課または各支所・事務所までご相談ください。 また、「あったかサロンづくり事業補助金」「ふれあいいきいきサロン助成」によるサロン活動への助成があります。 ※助成金の要綱等はホームページからもご覧いただけます。 社協 地域福祉課 電話 0748-20-0555 IP 0505-801-1125 メール eomishakyo-honsyo@e-omi.ne.jp 5ページ 生き生きした笑顔のために ◆障がい者デイサービスを紹介します。 障がい者デイサービスとは 障がいのある方が、創作活動やレクリエーション活動を通して、自立をめざし生きがいを持って、仲間とともにその人らしく暮らせることをめざす場です。 つくる 陶芸やちぎり絵、さをり織りなどの創作活動を行っています。写真(陶芸) つながる 外食やドライブなど定期的に外出を行っています。写真(外食) 支え合う 仲間と出会い、楽しいひとときを過ごしています。写真(交流会) 利用者さんの声 *作品が仕上がった時には、大きな達成感があります。 *一人では出来ないことも、みんなと一緒なら楽しんで取り組むことができ、元気になります。 *作品を展示していますので、ぜひ見にきてください。 障がい者デイサービスは、「ハートピア」と「能登川障害福祉センター水車野園」で実施しています。 見学もできますのでお気軽にご連絡ください。 社協 在宅福祉課 電話 0748-20-0502 IP 0505-802-9070 メール eomishakyo-soumuzaitaku@e-omi.ne.jp 弁護士の暮らしの相談 養子縁組のこと 子どものいる人と結婚する場合、婚姻届を出すだけにとどめて、子どもとの養子縁組まではしないことがあります。日常生活には特に影響もないため、養子縁組の必要性を感じないまま時が過ぎていきます。しかし、いざ相続が発生すると、養子縁組の有無で大きな違いが生じます。 長年、実の親子と変わりない暮らしをしていても、縁組をしていなければ法律上は親子ではありません。養子縁組をしていない「事実上の養子」には、相続権はないのです。 養子縁組は、当事者双方が生きている間ならいつでもできますから、相続のことが気になってからでも、養子縁組をすることは可能です。あるいは、養子縁組をせずに遺言で遺産を子どもたちに残すこともできます。しかし、どちらもしないで放置すると、事実上の養親が亡くなったとき、その遺産は事実上の養親のきょうだいなどに流れてしまいます。相続のことを考え ると、養子縁組をしておいた方がよいケースがあるのです。 養子縁組と相続との関係でいうと、相続税対策の養子縁組というのもしばしば行われます。現行の相続税法では、相続人の数に応じて基礎控除の額が変わるため、養子縁組で相続人の数を増やして控除の枠を広げることが可能です(ただし上限があります)。 また、相続税の節約を考えて、孫を養子にすることもしばしば行われます。親から子へ、子から孫へと、二代にわたるところを、一世代飛び越えて直接孫に遺産を渡すことで、相続税の負担を1回分減らすわけです。 しかし、このような便宜的な養子縁組には、思わぬ副作用もあり得るので、利害得失をよく考えて決めなければなりません。 弁護士 土井 裕明 6ページ 民児協のまど 発行 平成25年5月15日 東近江市民生委員児童委員協議会 事務局 東近江市社会福祉協議会 電話 0748-20-0555 ※『民児協』は民生委員児童委員協議会の略称です 認知症になっても住み続けられるまちに… 認知症サポーター(認知症のことを正しく知り、認知症の人とその家族を見守り、支えてくださる方)を一人でも多く増やしていくために活動しておられる『東近江市キャラバンメイト・チーム永源寺』のみなさんにお話を伺いました。 キャラバンメイトは、地域のサロンや人権学習会、小・中学校などに出向き、認知症についての出前講座を行っています。 まずは、認知症が脳の病気であることを知り、関わり方を学んでもらえればと思います。そして、他人ごとではなく、自分のこととして考えてほしいです。 また、24時間介護をしている家族のサポートはとても大切です。「最近どうや?」の一声が気持ちを楽にし、地域のつながりをつくっていくのではないかと思います。 活動している中で、「認知症になったら家(地域)では住めない」「施設に入らないといけない」という声を聞きます。地域での見守りができれば、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるのです。 出前講座では、楽しく、分かり易く伝えることを心掛けています。私たちの活動で、少しでも認知症への理解が深まれば嬉しいです。介護経験のあるキャラバンメイトもいるので、身近な存在として相談にも乗らせてもらっています。 民生委員として、「認知症になると地域との関わりが薄れてしまう」「家族もどう関わったらいいか分からない」といった家族からの相談を受けることがあります。また、家族だけで悩んでしまわれることがまだまだ多いかと思います。もし悩んでいる方がおられたら、遠慮せず安心して民生委員児童委員に相談してください! 愛東地区民児協の活動紹介 「部会活動の紹介」 愛東地区では、民生委員児童委員22名、主任児童委員2名の計24名が3つの部会に分かれて活動しています。 高齢者福祉部会では、県内の介護施設に入所されている方々の敬老を祝う訪問活動をしています。また、地区内の介護施設を訪問し、施設と地域との交流活動の実態等についての懇談、県内の公立養護施設の草刈りおよび庭園の管理作業等を実施しています。 次に障がい児者福祉部会では、地区内の施設に出向きボランティア活動を、また県内の障害者生活支援施設に出向き入所者の生活状況などを学習しています。 児童福祉部会では、保幼小中の入学卒業式への出席をはじめ、生徒の学校生活の状況を把握するため、先生方との懇談会などを実施しています。また、地区内の新生児と保護者に対して、担当の民生委員・主任児童委員を知っていただくことを目的とした「赤ちゃん訪問」活動を実施しています。 これらの部会が企画し実施される研修には、みんなが積極的に参加するように努めています。 愛東地区民生委員児童委員 小倉 吉武 7ページ 無料法律相談 弁護士が問題解決までの助言をします。 開設日 5月22日(水)受付5/1(水)8:30〜     6月26日(水)受付6/3(月)8:30〜     7月24日(水)受付7/1(月)8:30〜 場所 東近江市福祉センター ハートピア 時間 13:30〜16:00(1名30分) 対象 市内在住の方(先着5名) ★予約が必要です。あらかじめ相談概要をお伺いします。 ★同一事案での継続利用はできません。初めて相談される方を優先します。 心配ごと相談 相談員がゆっくりと話を聴き、問題解決に向けたお手伝いをします。 ●東近江市福祉センターハートピア  5月17日(金)、6月7日(金)・21日(金)、7月5日(金)・19日(金) ●能登川保健センター  5月14日(火)・28日(火)、6月11日(火)、25日(火)、7月9日(火)・23日(火) ●社協蒲生支所せせらぎ  5月15日(水)、6月5日(水)・19日(水)、7月3日(水)・17日(水) ★時間はいずれも10:00〜12:00 ★予約は必要ありません。開催日に会場までお越しください。 お問い合わせ先 法律相談予約先 電話 0748-24-2940 IP 0505-802-2988(担当:細野・是洞・池山) ※社協では常時、日常生活や福祉に関する相談に応じます。秘密は厳守します。お気軽にご相談ください。 善意銀行だより あたたかいご寄付をありがとうございます (平成25年2月1日〜平成25年3月31日) <預託> 金銭預託 13件(うち、指定寄付 1件) 495,475円(うち、指定寄付 138,066円) アルミ缶リサイクル収益 3,000円 物品預託 42件(うち、指定寄付 9件)車いす・タオル・白米・野菜など リサイクル預託 33件 <払出> 金銭払出 16件 495,616円 福祉電話基本料金・あゆみ作業所・地区社協事業費助成 物品払出 10件(うち、指定払出 5件)白米・野菜・衣類・紙オムツ・車いすなど 東近江市障がい児サマーホリデー2013 指導員&ボランティア募集!! 養護学校や特別支援学級に通う子どもたちが、市内6つの会場で地域の人々とふれあい、工作やおやつ作り、プールなどで楽しく過ごします。 ■開催期間 7月24日〜8月28日の内17日間 ■指導員 活動プログラムの企画・実施、参加児童のサポート 1日5,000円支給(事前研修あり) ■ボランティア 子どもたちを見守り、一緒に遊んでいただける方 ※詳しくは社協 地域福祉課までお問合せください  電話 0748-20-0555 IP 0505-801-1125 8ページ お知らせ掲示板 米寿お祝いします 敬老事業の一環として、満88歳を迎える方々に「米寿」をお祝いする記念写真を撮影・掲額し、贈呈いたします。ご希望の方は、社協窓口または電話でお申込みください。 ■対象 大正14年1月1日〜12月31日生まれの方 ■撮影 7月中旬〜 ※撮影場所は、ご自宅または写真館スタジオ(指定)、市内の通所・入所施設や病院にも出張撮影いたします。 ■掲額 9月 ■贈呈 10月頃 ■申込締切 6月21日(金) お申込み・お問合せ 社協 地域福祉課 電話 0748-20-0555 IP 0505-801-1125  または社協各支所・事務所(表紙参照) 赤い羽根共同募金助成事業 とび出し人形受付開始 こどもや高齢者の安全を守るため、通学路や危険な場所等への“飛び出し人形”の設置を支援します。 ■申込方法 自治会長または民生委員児童委員を通じて、お申込みください。 ■申込締切 6月14日(金) ※1自治会につき年度1体申込多数の場合は、昨年度お渡ししていない自治会を優先し抽選にて決定 こどもの遊び場遊具助成 児童の健全育成を目的に、こどもの遊び場遊具の新設や補修を助成します。 ■助成対象 自治会が管理されているこどもの遊び場遊具の新設または補修 ※手作り遊具・ベンチ・看板等は対象外 ■助成金額 事業費総額の4分の3を予算の範囲内で助成 上限は新設15万円・補修5万円 ■申込締切 6月28日(金) こどもの遊び場遊具用ペンキを貸出しています。 いずれも お申込み・お問合せは 社協 各支所・事務所まで 東近江市社会福祉協議会 在宅介護パート職員 募集中!! ■訪問介護事業 ホームヘルパー ■通所介護事業 介護員・看護師 職種および勤務地により勤務日数・時間等が異なります(社協ホームページでご確認いただけます) ※詳しくは社協 在宅福祉課までお問合せください 電話 0748-20-0502 IP 0505-802-9070 第9回東近江よかよかまつり 障がいのある人と、地域のみなさんとの交流の場。バンド演奏やダンスなどのステージ発表や模擬店など楽しい企画がいっぱい!!どなたもご参加いただけます。 ■日時 6月15日(土)10:00〜15:00 ■場所 あかね文化ホール(市子川原町461-1) ■お問合せ 東近江障害者生活支援センター 電話 0748-34-8804 「東日本大震災義援金」受付期間延長のお知らせ?? 平成26年3月31日まで延長されました。引き続きご協力をお願いします。 「社協だより」へのご意見をお待ちしています♪ 第49号の中で、良かった記事や気になった記事、その他「社協だより」へのご感想をお待ちしています。 氏名、住所、電話番号、年齢をご記入の上、6月14日(金)までに郵送またはメールで下記までお送りください。 抽選で5名の方に「とび出しくんグッズ」をプレゼントします! ■あて先  〒527-0016 東近江市今崎町21-1 東近江市社会福祉協議会 地域福祉課  メール eomishakyo-honsyo@e-omi.ne.jp